歯折(歯が欠けました)ぐぐる


注意!!
強くて頑丈だと思われている犬の歯も、材質は人間と変わらないそうです。
固いものを噛んだため、歯が折れたり欠けたりしてしまう事があり、それはごく稀な事ではないのです。
固いオヤツは犬の定番のような気がしてしまいますが、何年も固いオヤツを噛み続ける事によって、歯も劣化してしまいます。
モモの歯の治療をして下さった獣医師様がおっしゃるには、おやつの「アキレス腱」でやっちゃう子が多いそうで、モモも、アキレスのおやつを食べさせていました。。
ただし、ストレスレベルが低い子は、歯が折れてしまうほど硬い物を執拗に噛むことは無いという話しも聞きました。
が、高齢になれば歯がもろくなってくるのは人も同じなので、その点は愛犬にも注意が必要だと思われます。

2011年、4月の中頃だったでしょうか。
ある日、歯を磨こうとモモの口を開けてみると、なんと、右の前臼歯が欠けておりました。。
歯欠けました
「あれ!?」と思い、反対側の歯も見てみましたが、やっぱり、、右側が欠けています。。。
幸い、肉っぽい所は見えていませんが、白っぽいのが剝き出しているように見えます。。。
こっちの歯は大丈夫
犬の歯がどんなになっているかは、ここを見ると分かりやすそうです→ http://www.koinuno-heya.com/zukan/karada-teeth.html

これは大変です!
歯なので安静にしていても治りません。
これから歯磨き頑張っても、欠けた歯は二度と元には戻らないのです。
このままではバイ菌が入って来て、後々大変な事になっては怖いです。。
いったいどうしたらいいのでしょう。。普通の動物病院で歯の治療はして下さるのでしょうか…?
何だかして下さらないような気がします。。。

とりあえず、モモのかかりつけの病院へ行って診てもらいました。
欠けている所は表面のエナメル質を通り越し、ゾウゲ質が見えています。歯髄までは紙一重で達していないかもしれないけれどハッキリとは分からないとの事。

治療としては、抜歯するしかモモのかかりつけの病院では出来ないそうで、でもそれは、今すぐ行うベストの選択では無いようで、「是非、是非。」とはススメられませんでした。
よく犬は、噛まないでご飯を食べるから歯が無くても大丈夫なんて言われたりもするのですが、要らない物など元々体には付いていないので、安易に取ってしまうのは良くない事だと思うのです。
人間でも歯が1本無いだけで、やれ噛み合わせがどうだとか、頭痛が、顎がと、色んな不具合が出てくるのですから、どうしてもそうしなければ命に係わるという最終手段にしないといけないような気が私はするのです。例えそれが歯1本でも。
流石に犬に入れ歯や差し歯は無いでしょうからね。抜いてしまえばそれまでです。

でも、今すぐ抜歯をするよりは様子を見た方がいいのではないかと獣医師様はおっしゃいます。
大きな歯の抜歯は結構大変のようで、抜歯後の大きな穴を塞ぐ処置も必要な、まぁまぁ大きな手術になるそうです。
人間のように、削って・型とって・埋めて、という治療が出来ればいいのですが、さすがの私も犬の歯医者さんはまだ聞いた事がありません。
でも、ググってみます!!

犬 歯 治療

犬にも人間のような歯の治療が存在するようです。コンポジットレジン(あの白いやつ)充填。
歯髄を取り出してあーしてこーしてというのもあるようです。

良くわかりませんが、手があることはあるようです。もちろん状態にもよるのでしょうが。

うすうすそうだと思ってはいましたが、やはり犬の歯の治療が出来る病院は少なく、手を尽くしてググってみても、通院圏内の札幌では2件だけ。
ちゃんとした歯の治療が出来る病院があるなら、2、3時間車を走らせるような遠くでも行くのですが、歯の治療は素人が想像するより難しいものらしく、それ専門の知識と技術を持った獣医師さんじゃないと、危ない事もあるかもしれないそうです。
獣医師さんと歯科医さんがタッグを組んでやると一番いいみたいな記事も見つけました。
念のため同じようなことになってしまった人は→ http://www.dog-dental.com/content/dental/dental_ng.html も見てみて下さい。
念のため。

これは大変です。
もし、獣医師先生が「大丈夫、大丈夫、うちの病院で綺麗さっぱり治療出来ますよ。」とおっしゃられても、鵜呑みにする事が出来ないではありませんか。
幸いにも、私とモモは、テレビに出てくるような悪い獣医師様には会った事はありませんが、今後もそうとは限りません。
こちらも素人ながら、出来る限りの知識を身に付け、正しく獣医師様のお話を理解し、モモにとって一番いいと思われる治療を選択しなければいけません。

まずは、歯の治療も出来るという病院で、「こっちがいいかな~」と思った所に電話予約を入れ行ってみました。
病院の名前、出しちゃっていいのかどうか分かりませんので、念のためここでは書かないでおきますが、でも、結果的には良い病院でした。

まずはどんなもんだか診てもらったのですが、欠け具合が微妙だそうで、歯髄までは達していないかどうかはやはり微妙だそう。
ただ、最表層のエナメル質の下のゾウゲ質には小さな穴が開いており、そこからバイ菌が入りやすいため、どっちみち良くは無い事は確かです。
レントゲンを撮って歯髄まで悪くなっていないかどうか見てみないと、どうするのが良いか決められないとの事です。

レントゲンを撮るには全身麻酔をしなければいけないので、「ああだったらこう、こうだったらああ。」という方針を決め、レントゲン撮影後そのまま治療に入るようにしないと、何度もリスクのある全身麻酔をするハメになってしまいます。
これは良くない事です。
全身麻酔でそのまま目が覚めなくなるような事は滅多には起こりませんが、たまには起こるのです。
そして、体に負担がかかることは確かなので、「大丈夫、大丈夫。」と全身麻酔をかけまくる事は出来ないのです。
1回全身麻酔をかけるごとに1年寿命が縮まるなんて話しもあるようで、獣医師様でも安易にオススメしないのが普通なのです。

だけども歯、歯は悪くなる事はあっても勝手に治ってくれることは絶対に無いのです。
皆様も虫歯等の時は、嫌がらずに、一刻も早く歯医者に行きましょう。

ネットで見た歯髄を取り除くような治療について聞いてみたのですが、
(これを取るとバイ菌が入って浸食される心配が無くなるとあったように記憶していますが違っているかもしれません;;)
まず、綺麗さっぱり歯髄を取り去るのは大変難しく、少しでも残るともうダメだそうで、こちらの病院ではやらないそうです。
やれるような獣医師様もほとんどいないだろうとおっしゃっていましたが、どっちみちモモの治療したい歯は適用外のようでした。
コンポジットレジン充填も、現段階で歯髄までバイ菌が入っていなければ有効な治療になるけれど、もう歯髄までバイ菌が入ってしまっていれば、抜歯しかないそうです。
仮にレントゲンで歯髄が大丈夫そうでコンポジットレジンを充填しても、これは大変取れてしまいやすいもので、治療したからと言ってこれで一生安心♪ …というわけでもないとお話し下さいました。
しかも、その後バイ菌が絶対に入らないという事もありません。
ちなみに抜歯の場合ですが、この臼歯を抜いた後の穴は洒落にならないほど本当に大きいそうで、歯茎だったかどこだかの皮を切って被せて塞ぐような手術になるそうです。
いずれにしても、人間の親不知を抜くよりも大変そうな感じです。
大変恐ろしいです。。。

さてどうしようかと散々獣医師様と検討した結果、まずレントゲンを撮り、歯髄までバイ菌が浸食してしまっていた時は、いずれ神経がダメになり歯茎が腐ってきて、目の下に穴が開き、膿が出て来るようになってしまうので、その時にまた全身麻酔で治療するよりは今諦めて抜歯をしてしまい、もし歯髄が無事な場合は、後々はバイ菌が入って同じ事が起こらないとも限らないけれども、大丈夫な事もあるので、歯を残して、取れやすいけどコンポジットレジンで保護・補強するようにしましょうという事にしました。
ついでに初めての歯石除去もお願いしました。
歯磨きはしていましたので、モモは割と綺麗な歯をしていたのですが、それでも11年も経てば少しは歯石も付いているものです。

後の事は後になってみないとわかりませんが、あんな大きな歯ですから、無くなれば大変な喪失感があると思われます。
自分だったら口内炎みたいのが出来るまで、舌でレロレロしてしまうと思うのです。
何とかモモの歯が残るよう、今日から毎日お祈りします。

ただ、ナカナカ混んでいる病院のようで、実施は最短で2週間後ということになってしまいました。
バイ菌の浸食を考えると一刻も早い方がいいのですが、順番なので仕方がありません。
そして次回の予約と、全身麻酔が大丈夫かどうかの血液検査をして、その日は一旦帰る事となりました。
初めての病院だったので、出来ればかかりつけの病院の血液検査の結果を見て、今回のデータと比較してみたいと獣医師様に言われ、帰りに寄ってもらって来ようと思いました。
ちゃんと、色々、考えて下さっているんだなと、思いました。

モモもまた、他の犬と同様に病院が怖くて嫌いでしたが、この日初めて病院で吐いてしまいました★
これは気分の問題だったようです。。

そして当日、「モモの歯よ、無事に残ってくれ。」と、怨念にも似た祈りを何かに捧げながら、モモを病院に預け、一旦私は時間潰しのドライブに出ました。
一度家に帰ってまた迎えに来るには少し遠い場所だったのです。

大丈夫か、大丈夫か、大丈夫か…。
本当に愛犬の健康には心をすり減らしてしまいます。

そしてお迎えの時間。
診察室に呼ばれ真っ先に「歯残ってますか!?」と、結果から先に述べよとばかりに獣医師様に伺ってしまいました。

字ばかりでソロソロ私も飽きてきましたので、
ここでモモの歯のレントゲンをご覧下さい。
歯のレントゲン
すごい、犬の歯の生レントゲンなんて初めて見ました。
私が見ても何が良いのか悪いのか、さっぱり分かりません。
結果的には、歯髄は無事でいてくれて、歯も抜かずに残す事が出来ました。
ああ、、嬉しいです♪
モモが不自由にならずに済んで、とってもとっても嬉しいです♪♪♪
しかし、いつバイ菌にやられるかも分かりませんので今後も観察が必要ですが、一先ずは本当に良かったです。
コンポジットレジン充填
上の画像がコンポジットレジン充填後の歯です。
あまり早くに取れてしまわない事を祈りますが、1年もつかどうかも分かりませんで、固い物は、ボール遊びも含めもう禁止です。
タオルに噛り付いてブンブンするのも、もう止めた方が良いでしょう。
もしいつか、この詰め物が取れてしまった時には、その時はもう諦めます。
取れる度に全身麻酔をして治療するのは、逆に寿命を縮めてしまう事になるかもしれないからです。
今回はレントゲンを撮るために全身麻酔をするので、そのチャンスを生かした治療で歯石除去なのです。
そうそう、元々歯は綺麗と言われていたのですが、それでも少し付いていた歯石も綺麗に取れました!
↑が、
歯石除去後
↑になりました!
芸能人より犬の方が、きっと歯は命なんだと思いました。
処置中に写真撮ってくれるんだ。。
こんな事して下さらなくてもさっさと終わらしてもらった方がいいのにか何か思いながら、印刷した画像をもらって帰りました。
この後の通院はありません。

せっかく綺麗サッパリ歯石も取れた事ですし、これからは毎日モモの歯磨きします!
(今までは1週間に1回くらいでした★)
歯が汚れて口腔内にバイ菌が蔓延すると、また良からぬトラブルが起こりますし、虫歯や歯周病、歯槽膿漏と心臓には密接な関係があるとも言われています。
口の中にトラブルがあると、心臓病を発症する確率が高くなるのだそうです。
今後も健やかに過ごせるよう、モモは歯磨き大嫌いですが、頑張ります。

モモ、歯を磨く時は、呼んでもガルガル唸って怒りますし、横になってもらって麺棒で磨いている途中もずっとガルガル言っています。
ですが、それ以外は噛みもせず、比較的大人しく磨かせてくれます。
何年も続いている事なのですが、ずっとガルガル言っていて、慣れる事は無いようです。

今までは、歯石が付いても爪でカリカリすればパカッと取れたりしていたのですが、今回もらった写真を見ると、それでもやっぱり汚いのが結構ありましたので、歯石を剥がす楽しみは無くなっても、せっかく綺麗になった歯を守って行くように努力します。

ちなみに、コンポジットレジンは、本当に1年経つか経たないかで、何かのはずみに取れてしまいました。。
色々ググっていた時に「取れちゃった」というブログも結構見つけていたのですが、例に漏れず、モモの詰め物もアッサリ取れてしまいましたとさ★
これなら最初からやらない方が良かったかとも思いましたが、、初めての歯石除去もしましたので、…仕方ないことにしましょう。。

ですが、その後、膿んでしまうとか何とかそういう事は全く無く、何のトラブルも無く過ごす事が出来ました。
そしてモモの歯磨きですが、犬の歯石は2日で付くという事で(人間より早くに歯石化するらしいです)、最終的には1日おきに実行していく事にしました。

1年で取れてしまってはあまり意味がありませんから、次回があれば、今度はコンポジットレジン充填という選択はしないことにします。
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